「スイカ」がくれた夜

ある日、2歳の息子の保育園に行ったところ、教室に園児たちが描いた絵が飾ってありました。 先生が読み聞かせた本の場面を描いたものだというのですが、どうやら、スイカ畑のようです。

早速、息子の絵を探してみるとびっくり、スイカ畑にあるスイカはなんと、半月型に赤い実のカット済みのスイカが描かれていたのです。 『おいおい、スイカがこの形でなっているわけないだろう・・・』と心の中で突っ込みを入れました。 『そういえば、普段家で食べるスイカは、冷蔵庫事情からカットされているものしか買っていなかったなあ』と気付かされました。

早速、スイカを丸ごと買ってきて、夕食後にテーブルに出すと、息子は、なんなのだ、これは!』といわんばかりの顔をしました。 カットしていくと、自分の知っているスイカになったので安心したようでした。 その後、一心不乱にスイカを食べ始め、大満足顔の息子。

そして、おもちゃサブスク トイボックスからスイカのパズルも届き息子はさらに大満足のようでした。

そこで、「〇ちゃん、スイカって、畑にあるときは、あんなふうにまん丸の形なんだよ」と話しまいた。 更に「この種を畑にまくと、芽が出てきてどんどん大きくなって、またスイカができるんだ」と教えました。 理解したかどうかはわかりませんが、息子はスイカの種を拾い始めます。 そんな姿を横目に後片付けをしていると、息子がベランダに出て何かし始めいたので、そぉっと見に行くとプランターにスイカの種を埋めていました。 『おいおい、こんなところに埋めてもスイカはできないよ』と心の中で突っ込みを入れた後、そんな息子が愛おしくて思わず"ぎゅ~っ"としちゃいました。 『なんだか、幸せ親子のドラマシーンみたいだな』と今度は自分に突っ込みを入れた夜でした。

毎日がバタバタして根を上げたくなる子育てですが、たまにあるこんな出来事で『もぅちょっとがんばってみようかな』とつい図に乗ってしまうのでした。

『あれ?もしかして、私、育児マジックにハマってる?』